腰痛ケアの基礎

腰痛は長時間の同一姿勢、筋力低下、冷えやストレスなど複数の要因が重なって起こります。まずは座面の高さを調整し、骨盤を立てて座ること、こまめな休憩と背伸びで血流を促すことが基本。朝晩の体幹トレーニングや股関節のストレッチが予防に有効です。痛みが強い、しびれが続く、発熱を伴う場合は早めに医療機関へ相談しましょう。デスクワークでは画面の上端が目線と同じ高さになるよう調整し、椅子は膝が90度、足裏が床に着くのが目安。重い荷物は体に近づけ、片側に偏らないよう両肩でバランスを取ります。睡眠中は横向きで膝の間にクッションを挟むと腰の反りを抑えられます。無理のない範囲で継続することが鍵です。